通勤号のタイヤ候補とタイヤについて思う事。
2018.04.13 Friday
SURLY Steamrollerで片道18kmの通勤をスタートして3年近くが経ちました。
通勤号という事で、初めはケチりながら組んでいた自転車も毎日使っているとケチって気に入ってないパーツにストレスを感じるということに気づきました。徐々に自分の好きなパーツで組み替えながらやっと満足のいく形になってきました。
バーテープなどの消耗品は気分で変えていますが、一番悩むのがタイヤです。実は鉄板のタイヤがあるのでそればかりで良いのですが、使ったことないタイヤを使って試したい欲の方が強く、それをできる限りたくさんの方の参考になれるようレポを書きたいと思っています。
という事で久しぶりにMy Sreamrollerを振り返りながらタイヤについて熱く語りたいと思います。(ここで書いておきますが、僕の自転車通勤でのタイヤの良し悪しについてです)
これがSteamrollerを組み立てほやほやの時です。(当時のブログでごちゃごちゃと書いてますが、基本的な考え方は変わっていません)
それにしても寄せ集め感がすごいですね。リアキャリアとリアライトは今も使っています。
この時は35cのタイヤを装着していました。この時の記憶がほとんどないので1年後へワープ!!
1年後です。ハンドル周りとシートポストを変更しましたが、今もこのまま使っています。
タイヤはPanaracer * GRAVELKING * 700×28C。
ブログでも書いていますが、この状態まで使ってパンクはゼロです。通勤では3000km以上は走りました。(トータルではそれ以上)正直、ケチればまだ使えると思ったぐらいです。
今のところ、このタイヤが一番良かったです。
Panaracer * GRAVELKING * 700×28Cの次のタイヤです。(WTB * ThickSlick * 700c * 28c)
僕的にはあまり好みではなかったので割と早めにゴリとタイヤを交換したと思います。(ブログはこちら)
ただ、耐パンク性とか耐摩耗性に関してはかなり高いと思います。コスパを求めるなら大アリだと思います。
それからクランクがDURA-ACEになったり、ホイールが変わったりしながら、最後にフレームが変わりました(笑)
この時にはなぜか25cのタイヤを装着していました。(Challenge * ELITE Open * ブラック/スキン * 700×25c)
SURLY Steamrollerには28c以上のタイヤをおすすめしている僕としては後ろめたい気持ちで使っていたのは事実ですが、このタイヤは最高に気持ち良くてやめれませんでした。
こうなるまで使いましたが、ガラスを踏んで1回パンクしただけです。
タイヤ交換のついでにサドルも交換しました。(BROOKS * C17 CAMBIUM * NATURAL)
25cのタイヤの反動で33.333333cのRivendell * Jack Brown * GREENにしました。クッション性や転がり感は気持ち良いのですが、中距離通勤者の僕としてはまったりしすぎているタイヤだと感じました。
交換初日に大きな釘が刺さってパンクです。この時に一番ダメージを食らっていたのはタイヤのサイドでした。。。
約1500kmで前後のローテーションをして、約3000kmで交換しました。交換理由としては、摩耗による寿命ではなく、交換初日に大きく貫通パンクした箇所が裂けてきたことによる交換でした。それさえなければ5000kmぐらいはいけたのではないでしょうか。
ちなみにですが、自転車通勤において僕的には、短距離(往復25km未満)、中距離(往復25km以上50km未満)、長距離(往復50km以上)としています。
見た目大事。
と思ったのでブロックタイヤに交換しました。(FAIRWEATHER * for CX tire by CG * ALGAE×SKIN)
ブロックタイヤにはフラットハンドルやろ!!と思っていたのですが、、、、
やっぱりドロップハンドルが良いとなりすぐに戻しました。(1ヶ月ぐらいですかね)
ブロックタイヤに交換して4ヶ月。約1500kmで前後のローテーションをして、今で約3000kmぐらいです。
またしても3000kmの悪魔が、、、
まじか、、、、(実はこの数日前にも釘を踏んでパンクしてます)
PARK TOOL * タイヤブート * TB-2でタイヤの穴を塞ぎ、新しいチューブに交換です。TOPEAKのフレームポンプにしてからパンク修理時の空気入れはかなり楽になったのでパンク修理は苦ではありません。
リアパンクがご臨終という事で予備で置いてあったタイヤ(Panaracer * PASELA BLACKS * 700×35c)に交換です。
リアにも35cは装着できますが、チェーンを足してもっと後ろに引く必要があったのでフロントに装着しました。
35cまで太くするとボリュームがあってかっこいいですね。ただ、この組み合わせは自転車屋スタッフという立場としては最悪です。
という事で次のタイヤをどうするのかでずっと悩んでいます。
舗装路オンリーの僕にとってブロックタイヤは見た目がカッコ良い以外のメリットはありません!!!!でも見た目大事です!!!(本日2回目)ただ、次は普通のスリックタイヤにします!!!!
ここからが本題です。
繁忙期によくある質問で「細いタイヤはパンクしやすいですよね?」というのがありますが、僕の答えとしては「そんなことはありません」です。
基本的にもの刺さりでのパンク以外は空気圧の管理や摩耗や消耗のチェック、段差への乗り上げや路面状況の判断不足など乗り手側の問題の方が多いです。
逆に太いとパンクがしにくいというのは全部が間違いではございませんが、太いタイヤは空気量が多いので空気が少し減っても空気圧の変動が少ないのと、空気圧が低圧でも問題ないということから空気圧の管理を少し怠っても細いタイヤよりは影響が少ないというぐらいです。もの刺さりパンクのリスクは細いタイヤと同じかそれ以上だと考えています。
つまり、パンクの原因は乗り手の問題と運です。
(タイヤの性能の問題も多少はあるのでリスクヘッジとしてはタイヤの値段をケチらないのとタイヤの性能を見極めるというのも大事だと思います。高い価格のタイヤがパンクに強いとは限りません)
僕の通勤経験を元に検証すると、細いタイヤの方が太いタイヤよりもパンクの回数は少なく、タイヤの寿命まで使える事が多いです。
なぜかというと細いタイヤは空気圧が高いものが多く、モノが刺さりにくいというのと、細い分だけ気を使って走っているからだと思います。
逆に太いタイヤは、空気圧が少し低くく、タイヤの設置面積が広いため、大きなモノが刺さる可能性が上がります。(実際に刺さりまくってます)太いから大丈夫という安心感から細いタイヤよりも気を使って走っていないのではないでしょうか。実際に細いタイヤの時より気を使って走ってないです。(苦笑)
経験から検証された結果に基づいて考えると太いタイヤよりも細いタイヤの方がパンクはしないということになります。
細いタイヤのメリットは、転がり抵抗が軽くなり、軽やかに走れる。スピードがでやすい。太いタイヤのメリットは、クッション性が上がり、身体への負担が軽減される。低速でも安定走行ができる。デメリットはこの逆です。
通勤ということを考えるとパンクのリスクを極限にまで減らしつつもある程度のクッション性と転がり抵抗の少ないタイヤが良いですよね。
太すぎず、細すぎずのサイズ、、、、700cの場合は28-32cかなと思います。(これは以前から変わらずの考えです)
では中距離通勤の僕場合はどのタイヤでどのサイズが良いのでしょうか。
初めから答えはでています。Panaracer * GRAVELKING * 700×28Cが最高です。
ただ、
ただ!!!
それでは面白くないじゃないですか!!!!
僕だって色々と試したいんです。
第一候補!!!
FAIRWEATHER * for traveler tire * 700c×32c * BLACK×SKINもしくわ28c!
第二候補。SimWorks * VOLUMMY * 700c×32c
第三候補。Continental * GATORSKIN * 700×28cか32c
まだ他にもありますがトップ3までとさせて下さい。
もう少し悩んでみます。
タイヤのご相談はお気軽にして下さいませ。
皆様のご来店お待ちしております。