今年で3回目の参戦となる阿波シクロクロス。1回目は一人で。2回目はシオストクルーで。
はじめに言っておきますが、長いブログになります。
話は少しさかのぼります。
同じぐらいの身長
5歳年下
筋肉量は圧倒的に多い
独身
ゴリ「ぶっちゃげた話ですが、僕が既婚者(子持ち)の家族優先で自転車に自由に乗れない店長に負けるのはダサいっすよね。しかも5歳も僕の方が若いし。ちょっとシクロクロスを本気でやるんでCXバイク組んでもいいっすか?トレーニングもバリバリでやりますし。マジで今年は負けませんから。」
なんてことをマジな顔して言うんですよ。僕としては嬉しかったので、「組んでもいいよ。」とGOサインを出しました。
CX車を組んでからはしっかりとトレーニングを積み重ねるゴリがいて、通勤しかしておらず、お店のライドでもゆるいライドしかしていない僕としてはこれはマジで負けるかもなと思ってました。
でもですね、僕としてはここで負けちゃいけないんですよね。来年負けるなら良いとしても、組んだばかりのCXとトレーニングを始めたばかりのゴリには絶対に意地でも負けちゃいけないんです。(なぜ負けても良いかというとトレーニング的な乗り方が好きになれないのとレースに関してはそこまで熱くなれない自分がいるので、本気でしている人には勝てないぐらいは百も承知です。僕は僕の好きなように自転車に乗る延長線上でレースを楽しめればそれで良いと今のところは思っています。)
ということで、今回の阿波シクロクロスでは僕vsゴリというのがシオスト的には見所となりました。
前回と前々回は前日に雨が降ったこともあり、ウエットなコースでしたが、今年は晴れ。試歩もスニーカーで余裕。
歩いた感じではドライでイージーな感じ。ミスが許されないレースになりました。
毎度のことながら、C4ばかりの猛者が集うシオストはテントを準備します。
今年も完璧な体制でレースに挑みます。
まずはメンバー発表(現場にいた方のみを撮影しましたのでいない人がいればすみません)
今年はシオストジャージがあるのでTeam Shiokaze CXとしてビシッと決まるようになりました。
SAUCE CXのリツオ(Bicycle Studio MOVEMENT)が阿波シクロクロスに参戦です。C2の残留をかけた戦いは果たしてどうなったのか。結果は後ほど。
エントリーを済ませてからは試走をし、ゼッケンをつけ合います。ジャージを脱いでつければ良いのですが、これもチームの仲を深める愛のある取り付け作業なのです。
スタート前です。緊張感が張りつめます。(一人だけ笑ってますが)
今回は応援体制もばっちり。(2回目参戦から作ってくれるはずの顔パネル)
スタートではゴリがホールショット。(マジで速かったですよ)
先頭はゴリで僕は3番手
そこにユウスケ(スタッフ)が続きます。
ここからは写真の時系列がバラバラになってしまいます、、、まずは僕とゴリを除いた写真から
という感じでシオストクルーはしっかりとレースを走り切ります。戦っている姿はやはり素敵で美しいですね。
楽しかった、辛かった、悔しかった、もっとこうしたかったなどなどいろいろな感想や感情があると思います。
また来年もぜひエントリーして一緒に走りましょう!!
ここからは僕とゴリの対決です。
シオストトレインが1周目からゴールする5周目まで続きます。
1周目の最後に僕が抜きますが、ゴリが頑張って抜き返してきます。(僕は案外冷静な判断ができており、そこからは抜かずに後ろをぴったりとマークします。この作戦が通用したのも3番手との差が大きかったからでしょう)
とにかく離されないように冷静に追いかけます。
それにしてもゴリと勝負するのがよほど楽しかったのか、ここで紹介しきれませんが撮影してもらった写真には笑顔の写真が多かったのが印象的です。
周回を重ねるごとに疲労は増してきますが、負けたくない気持ちが勝ちます。
作戦が功を奏したのか、撮影に応えられる僕と必死のゴリ。
何周目か忘れましたが、この写真はひどいww
ここからは僕が先行します!!後ろから「クソっ!!」って声が聞こえてくる度に僕は振り返りながらニヤけるのです。
フハハハハハハ!!!!俺の勝ちや!!!!!
レースが終われば共に戦った仲間として讃えあえるのもレースの魅力であり、僕の好きなところであります。(僕はち○こ触ってますが)
リザルトを確認してからは表彰式です。
シュールやなwって思ってましたが、、、
こっちの方がシュールww
初のポディウムは1位だったのと、シオストでワンツーフニッシュできたのがすごく嬉しかったです。
上位の3人で撮影です。こういうのも良いですね。
僕vsゴリは僕に軍配が上がりました。とはいえ、来季からは二人ともC3です。そして、ゴリは嬉しさと悔しさでトレーニングを頑張るみたいなので、来季には勝てないかもしれませんね。(今でもMTBを乗っているだけあり、テクニカルなコースでは負けると思います。)僕としては悔しがらないといけないところですが、若手の成長というのは嬉しいもので、NOSとゴリがTeam Shiokazeのエースとして頑張ってもらいたいと思います。もちろん僕も僕なりに頑張りますのでよろしくお願い致します。
お次はリツオパイセンの出番です。見てください。この余裕のゴリちゃんを。
残留をかけてここ徳島まで来たとあって緊張はマックス。(のはず)
僕は撮影もせずに応援に全力をぶつけます。「イケるで!落ち着け!!踏め踏め〜!!」めちゃくちゃな掛け声です。
「しんご!!かっこええで〜」の時に右手を上げて応えるところに惚れました。
結果は4位。無事に残留チケットゲットで残留決定です!!!おめでとう!!!!!
2位まで浮上した時があったのでポディウムも期待しましたが、そこはしょうがないです。
「俺が外したるさかい。よう頑張ったなぁ。」的な感じだったと思います。
CL1では僕が組んだホイールで走るお客様の姿が!!!しかも優勝!!!おめでとうございます!!!そして、アッシャーお疲れ様でした!!
C1ではエスキーナトレインが。速かったし、かっこよかった。ほとんど壁なキャンバーを余裕で登っているのが死ぬほど痺れました。(他のライダーの人も登ってましたが、あまり沸かなかったりしたので、やはり乗り方やジャージ、自転車のかっこよさというのは大事だと思いました)
無事に昇格と残留を決めることができたトリオで撮影を。
レースというのはどうなってもレースであり、遊びではありません。
かといってガチンコ勢ばかりだと面白くないのも事実です。舐めすぎるのはもっと面白くないですが。
はじめにも書きましたが、僕は自分が楽しく自転車に乗る延長線上でレースを楽しむというスタンスをとっていますし、ゴリみたいにレースに出るからにはトレーニングをして本気走るというのも良いと思います。
あくまでレースですので、何の準備もせずに挑み、面白くなかったというのは間違いだと思いますので、出るのであれば楽しめるだけの準備は必要です。その準備がわからないという方はお気軽にご相談ください。
僕たちシオストもガチンコのレースショップではありません。でもレースが嫌いなわけでもなく、どちらかといえば好きな方だと思います。ノウハウはまだまだ少ないですがお客様と一緒にレースを楽しめるような環境は作ろうと思っています。
そして、「ジャストライド」という本をゴリが読んでから、「レースに本気で向き合ってみようと思います」というようになりました。ということでトレーニングやレースに関してはゴリの方が力を入れていくと思います。
普段の道具として使う自転車も大好きですし、レース機材としての自転車も大好きです。
僕にしてもゴリにしても自転車というモノ自体が大好きで、それをどううまく使って人生を楽しくするのかを真剣に考えてます。
一緒に楽しみましょうね!!!
皆様のご来店お待ちしております。
写真はお客様とリツオの写真を使わせて頂きました。(撮影してくれたお客様の写真がないのが申し訳ないです。。。)