Rapha Super Cross NOBEYAMAの本編とゴリのレース結果については昨日のブログをチェックしてください。
今日は僕のCX参戦レポ。
書くのがめんどくさいぐらい特に何もありませんでしたが、それもまた面白いかもと思ったので書くことにしました。
野辺山に行くと決めてからは準備が一番大変だったかもしれません。ハイエースバン(スタッドレス仕様)をレンタカーしたり、防寒着を買い直したり、長靴を実家の倉庫から引っ張り出したり。
結果的には防寒着もそれほど必要ではなく、長靴は飾りとなり、ハイエースバンもスタッドレス仕様でなくても良かったのですが、備えあれば憂いなしということで消えた万札の事は忘れたいと思います。
初日にはゴリも書いてますが、緊張しすぎのゴリが予定よりも早く起床し、車から出て行ったり独り言を呟いたりでブチ切れたろかと思いました。
が、、、
結果的にC3で3位になり、C2へと昇格を果たしました。(表彰式に立ち会えなかったのは本当に残念でしたが、Teisukeさんが送ってくれた動画でちゃんと観ました。)
ゴリはC2昇格の目標を果たしたのですが、C3残留の目標を掲げた僕はどうなったのか。
結果は残留チケットすら取れないクソみたいな走りで死にました。
Photo by Teisuke Morimoto
スタート後の落車を咄嗟に交わして少し順位を落としましたが25番手ぐらい。
Photo by BICYCLE STUDIO MOVEMENT
調子も悪くなく、少しずつ順位をあげていけそうな感じでした。
1周目でRDとRDハンガーがもげて終了です。初のモゲラーです。
Photo by BICYCLE STUDIO MOVEMENT
もげる直前の写真です。右上にはゴリも写っており、それを確認しつつ泥区間を踏み切った直後でした。
自分のコンディションもテンションも良かったのもあり悔しくてたまりませんでした。
それからは車へ帰ってテンションも下がりっぱなしだったのでもう翌日のレースには絶対に出ないと思い帰る準備をしていました。
そこへゴリが帰ってきて「3位でした」という報告があり、救われました。
ゴリおめでとう!!!
今回の野辺山遠征は僕とこの3人で行ってきました。
1日目のレースを全て観戦してから宿へ。
今回もおなじみのBICYCLE STUDIO MOVEMENTさんと行動しました。宿の手配から写真までありがとうございました!!!
で、同じくKinfolkのYパイセンも一緒にいまして、「明日のレースは俺の自転車使っていいよ」なんて男気溢れるお言葉を頂いたので、、、
遠慮なく借りました。ブレーキのスタンスが逆なのと初のGEVENALLEというだけで後は問題なし!!!借り物でも速い人は速いのは知ってるので言い訳はなしで!!!
テンション下がりすぎて逆にアゲアゲ!負けへんで!!!!
宿からレース会場まで自転車で走ったのですが、最高の一言でした。Rapha Japanの矢野社長がここに住む理由がなんとなく分かった気がします。(分かったからといっても住むかどうかは別問題です)
Photo by BICYCLE STUDIO MOVEMENT
試走のあとはローラータイム!初のローラーでのアップに戸惑いつつもリツオパイセンからのご指導ご鞭撻がありアップ成功。
今日こそ辻啓パイセンに写真撮ってもらうぞ!!と気合も十分!!!
またまた1日目にDNFする原因となった泥区間。ここでは20番台後半ぐらい。
写真を見たらわかると思いますが泥が詰まって動きませんw
ここは乗ると泥が詰まるのでランでクリアしなくてはいけないのですが、1周目のランがきつすぎて強引に乗った結果がこれです。
Photo by Kei Tsuji
ここでまさかの辻啓パイセン!!!!泥が詰まって全く自転車が動かなくなり、「またモゲタんちゃうん(笑顔)」「セーフ!」とのやりとりをしたのを覚えてます。
それでも目的達成。
この時に何人に抜かれたでしょうね。15人以上に抜かれたような気がします。50番ぐらいまで順位を下げます。
その中に知り合いが2人。(こんな状況が前にもあったような)
この時点で残留チケットの事はもうどうでもよくなり、その2人には絶対に負けないようにしようと追い上げます。
Photo by BICYCLE STUDIO MOVEMENT
追い抜きました!!!誰とは言いません。写真後方のブルーとオレンジです。
フハハハハ!!!!
泥詰まりを解消してからは抜かれる事はなく、順位をあげていけたのですが、残留チケットには及びませんでした。
それまでデットヒートを繰り返していた選手の順位を見ると20番後半だったのであそこでランを嫌がらず冷静に対応しておけば残留チケットは獲得できたでしょう。
ただ、それは可能性の話であり、僕の作戦ミスで招いた結果なので悔しくもありません。
僕が弱かったの一言で終了です。
残留チケット獲得ならずなので、あと2枚必要です。最低でもあと2戦は出場しないといけませんが、今年はもうシクロクロスレースには参戦しないので、年明けの四国シクロクロスにかけたいと思います。ただ、自転車が、、、、、
スタッフのユウスケは完全にサポートとして頑張ってくれました。運転はさせるつもりはありませんでしたが、車の運転免許もこれに合わせて取得し、レース前の荷物持ち、洗車、写真撮影とかなり頑張ってくれました。
ゴリと二人で参戦していたと考えるとゾッとします。
本当にありがとう!!
主催者のお二人と。かっこいいおっさんとはこの人たちのことですよ。憧れるわぁ。
帰る前にパシャり。
最高のメンバーで楽しめた2日間でした!!!
ではここから番外編。
まずは僕の愛車であるCieloの報告から
この写真しかあえて載せませんが内に曲がっているだけではありませんでした、、、
これ以上やって折れたら嫌だな、、、と思うぐらいで修正をやめて、RDもなんとか動きそうだったのでプーリーを1枚だけ交換して装着。
試乗しましたが、さすがアルテグラというだけあって元どおりの変速性能とはいきませんが、なんとか乗れそうです。
Cieloはオリジナルエンドなので、交換するとなれば後ろ三角を差し替えになるみたいです。次のレースでモゲたら今期は終了です。
ゴリちゃんがシクロクロスでは頑張ってくれそうなので、そうなれば僕はレーサーとしては引退かなと考えてます。(ツーリングもできるような自転車にして、上を目指さずに阿波シクロクロスやバイクロアなどで楽しく走ろうということです。シクロクロスはやめません。)
これがあったおかげで、冷静に考えたのですが、二人でレースを頑張るとなるとお店の休みは増えるし、週末はどちらかがいない状況になるし、残留問題もあったりで、二人ともがそればかりを考えるようになるのは良くないなと思いました。この1週間は実際にそればかり考えてましたし。
ゴリに対して僕がフルサポートをする方が良いのではないかというのが僕の結論です。そして僕は自分でレースをして勝つよりもそっちの方が得意だったりもします。(目立ちたがり屋なんですが、裏方大好きです)
四国でいる限りシクロクロスレースを楽しもうと思いえばそれなりに時間とお金がかかります。朝も早ければ寒いし、雨でもレースはあるし、機材は壊れます。でもその非日常に身を置くことで気づく事はたくさんあります。「俺って案外負けず嫌いだったんやな」とか。嫌ならやめればいいし、楽しければ続ければ良い。上を目指したいとなれば特に苦もなく時間もお金も調整するようになるでしょう。
C4に関してはレースをして上を目指したい人の邪魔にはならないようにすれば楽しんでOKだと僕は思っています。なので僕はシオストのお客様には阿波シクロクロスしかお誘いしてません。地元開催というのはもちろん、せっかく太いタイヤが装着できる自転車(SURLYなど)を所有しているのですから、1年に1度ぐらいは大人も泥まみれになっても良いと思うのです。(できれば四国シクロクロスにはみんなでいきたいなとは考えてます。今年は僕が高知と香川へ乗り込もうと思っているのでそれを見てから判断してもらえればなと思います)
ただ、これだけは言っておきますが、レースに限ってはガチでやった方が面白いです。(ガチ勢がとかそういう話ではないですよ。自分の中で本気で挑むという事です)
シクロクロスの話はこれぐらいにしておきましょう。
大阪アメ村の古着屋Chan Nuのオーナー「ちゃんぬ」。
ツイッターで子供服を野辺山で売るから世露死苦。なんて事をつぶやいているのを発見。
レースが散々だったこともありテンション下がっていましたが、気持ちを切り替えて娘のお土産を買うことに集中しました。
狙っていた服はすでに売り切れており、どっちを買うか悩んでいましたが、ちゃんぬのセールストークがうますぎてどっちも買いました。
多分ジャストサイズだと思って購入。
オーバーサイズだったので悩んでいたら「これはダボっと着る方が可愛いですよ。来年にはジャストで着れるし2倍お得です」的な事を言われたと思います。「そうやな」と納得してしまい買いました。
野辺山から帰宅した翌日の早朝。いつものように娘が頭の上に落ちてきて起こされます。黙らそうと思い、お土産を渡したのですが、逆効果でした。
ファッションショースタート。
やっぱりジャストサイズや。娘はこっちがお気に入り。
言われた通りに少しダボっと着せてみました。ええやんけ。。。さすがちゃんぬ。
嫁さんがこっちを気に入ってました。(これが一番安心した)
僕はお土産を買うということに疑問しか感じていなかったタイプですが、ここ最近は出張に行く度に娘にお土産を買っています。
喜んでくれるって最高ですね。
2行で終わらそうと思っていたブログですが、長くなりました。
ここまでくだらないブログにお付き合い頂きありがとうございました。
非日常の世界に行ったあとはどのブログを見ても最高だった、また行きたい、来年も行くなどというコメントで溢れますが、僕は非日常から帰ってきた日常がすごく大好きです。
とにかく最高に疲れましたが、最高に楽しかった2日間でした!!
ありがとうございました!!!!!