どうも!スタッフのゴリです。
FELT FR3に装着されているハンドルのリーチが長く、ブラケットまでの距離が遠いなと感じながらも使用していました。
少し無理して使用していたのは、3T ERGOSUM Proのハンドル形状がカッコよく見た目が好きだったからと、富士ヒルクライムまでは乗り馴れたポジションの方が良いパフォーマンスを発揮できると思ったからです。
富士ヒルも終わり、ポジションについて考え直した結果、ハンドルを交換することにしました。
選んだハンドルはEASTON EC70 SL ロードバーです。
リーチは80mmで以前のハンドルより9mm短くなりました。
たったの9mm違うだけで乗った時の楽さがビックリするくらい変わるので自転車ってホント面白い乗り物ですね。
ハンドル交換したならステムも変えておこうという流れで、EASTON EC90 SL ステムに交換。
見た目に惚れました。カーボンの軽さはオマケと感じるくらい見た目が好きです。
見た目に惚れたという流れでジャージも買いました。Search And State Shadow Print S2-R Printed Jerseyです。
S2-Rと同じシルエットですが、ハイストレッチ素材テクスチャー合成繊維生地が使用されています。
通常のS2-Rより生地に伸縮性がありフィット感がさらに良くなっています。
また通気性も良く汗を沢山かいてもジャージはすぐ乾くので快適性も格段に向上しています。
Printed Jerseyは柄によっては既に完売しているモデルもありますが、お取り寄せは可能なのでお気軽にスタッフまでお声かけください。
通常モデルのS2-Rは店頭在庫御座いますので気になる方は是非ご来店ください!
ハンドル周りの交換するとケーブルの長さも変わるので合わせてケーブルも交換しました。
毎度お馴染みのシマノさんでも良かったのですが、前から試してみたかったブランドのケーブルを使ってみました。
それがこの日泉ケーブルです。
メイドインジャパン。大阪のケーブル工場が作った自転車用のケーブルセットです。
シマノ製のケーブルセットの違いですが、アウターはシマノ製と比べるとしなやかで、とくにシフトアウターがとてもしなやかです。
少しマニアックな話になるのですが、アウターの素線がブレーキと同じく螺旋状になった、コイルタイプを採用しているのがしなやかさの理由です。
シマノが採用しているコンジッドタイプ(縦に素線が並んだタイプ)と比べると取り回しをタイトにする事ができます。
(左がシマノ、右が日泉)
しかしコンジッドタイプと比べると少しストロークロスが生まれる原因となるのですが、今までの素材を見直しVer3に進化したステンレスアウターケーブルはそのロスを低減する事ができています。
実際に僕も使用して1ヶ月以上経ちますがシフトに関しては以前との変化を全く感じないレベルです。
(左がシマノ、右が日泉)
インナーケーブルは通常ケーブルより素線を細くし、本数を増やす事で密度が増し強度としなやかさを出す事が出来ています。
ケーブルはスリック加工されているので表面の凸凹を減らしているのですが、そのおかげでブレーキの引きがとても軽くなりました。
シマノのケーブルも引きは軽かったですが、引きが軽さと滑らかさが格段にアップし、ブレーキタッチのフィーリングが良くなりブレーキ操作が楽になりました。
お客様にもブレーキケーブルセットをお使い頂いていますが、ケーブルの取り回しがキツくても引きが軽くて良いとのご感想を頂いています。
日泉のケーブルは性能を失わずにタイトなケーブル取り回しが可能になるので、ケーブル内装式のフレームで取り回しがキツくてお悩みの方やフレームサイズが小さい方でブレーキの引きの重さに不満がある方は是非一度お試しください。
シマノ用だけでなくカンパニョーロ対応のケーブルセットもありますのでコンポメーカー関係なく使用できますので、カンパニョーロユーザーの方も是非お試しください。
ハンドル周りを交換してポジションが以前より近くなり、以前より圧倒的に楽な姿勢で乗れる様になりました。
快適なポジション(とジャージ)が手に入り、ステムはカッコ良くなり、ケーブルルーティングもすっきりしてテンションも上がり今回のカスタムは大満足です。
ポジションにお悩みの方から暑さにやられて自転車に乗るテンションが上がらない方まで、自転車をカスタムして問題を解決してみては如何でしょうか?
お気軽にご相談下さいませ。
皆様のご来店お待ちしております。